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社長のおすすめ図書
昭和38年1月、この世に生を受けた。
その頃はどんな時代だったのか?戦争が終わり高度成長時代の只中とはいえ、まだまだ貧しい時代だった。
(もちろん群馬県という田舎に生まれたというのも大きな原因ではあるが)トイレはもちろん水洗ではなく、そこら中がまだ舗装されていないガタガタ道だったし、各家庭に家風呂はなく、風呂に入るといえば銭湯が当たり前であった。
そしておやつと言えばキュウリやトマトに塩むすび(私の田舎では※「みそむすび」というものがあり、それに代わることもあった)、気の利いたものを食す機会などめったになかったと記憶している。
もちろん三度の食事にしたところで大したおかずが出るわけもなく、近所の一二三食堂や結城屋から出前を取るなどとなった日には喜びの舞を舞うほどの勢いであった。
そんな中、テレビから流れるマンガや海外のドラマの食事風景はまさに垂涎ものであった。
特に肉!肉!!肉!!!アメリカのホームドラマに登場する串刺しのバーべキュー、「いなかっぺ大将」の骨付き肉、そして極めつけは「はじめ人間ギャートルズ」のマンモスの肉!いやあ一度でいいから食べてみたい、心からそう思ったものである。
本書はそんなマンガに登場する食べ物を研究し掘り下げた一冊である。
ぜひ涎を垂らしながら読んでいただきたい。
※「みそむすび」とは味噌を塗って焼きおにぎりにするといった手の込んだものではなく、握ったおにぎりの周囲に味噌を塗りたくるという実にシンプルな食べ物である。けっこう旨いので一度お試しあれ。